MENU
  • 人気アートディレクター 吉田ユニ 特製ビジュアル公開!

イントロダクション

男子厳禁!女たちの【毒】を観て、幻滅する恐れあり!!

岡田将生  木村文乃  廣木隆一が赤裸々に描く人間の【毒】 もっと痛く、もっと無様に― 予想を裏切られ、観れば震撼する、未だかつてない恋愛ミステリーが幕をあける

初共演となる岡田将生と木村文乃がW主演で挑むのは、モンスター級の【痛男】と崖っぷちアラサー【毒女】を中心に巻き起こる震撼恋愛ミステリー。女性から圧倒的支持を受ける柚木麻子の恋愛小説が待望の映画化を果たす。
岡田が演じるのは、容姿端麗だけれど自意識過剰で無神経、関わる女たちの人生を翻弄する【痛男】=伊藤誠二郎。『悪人』『告白』のヒール役で日本アカデミー賞を受賞、日曜劇場「小さな巨人」や『銀魂』など、話題作でその存在感を際立たせる実力派俳優の彼が、本作では、つかみどころのない異質なキャラクター、前代未聞の【痛男】を怪演し、強烈なインパクトを植え付ける。全く共感できないこの難役に「演じられるのは彼しかいない」と、廣木隆一監督が白羽の矢を立てた。
一方、最初は“伊藤”に振り回される女たちに毒づきながら、自身もだんだんと“伊藤”に追い詰められていく崖っぷちの脚本家・矢崎莉桜に、作品ごとに異なる魅力を放ち、女優として名実ともに一気に開花した、木村文乃。洗練された美しさと親しみやすさを兼ね備え高い好感度を誇る彼女が、これまでのイメージを覆し、腹黒でしたたかな女という役どころに挑む。プライドだけは高く、腹の底で毒を吐きまくり、他人の不幸を利用してまで返り咲こうとする【毒女】を演じきる。
そして伊藤に振り回される女たち─都合のいい女【A】、自己防衛女【B】、愛されたい女【C】、ヘビー級処女【D】を、それぞれ佐々木希、志田未来、池田エライザ、夏帆が演じる。日本映画界を担う豪華女優陣が集結し、スクリーンに華を添える。さらには、ドラマプロデューサー田村伸也役に田中 圭、莉桜の後輩で、売れっ子脚本家・クズケンこと久住健太郎役に中村倫也など、名実ともに兼ね備えた個性派俳優陣が脇を固める。
本作でメガホンをとるのは、青春映画『ストロボ・エッジ』、行きずりのロードムービー『ヴァイブレータ』など、さまざまな恋愛をスクリーンに焼き付けてきた名匠・廣木隆一監督。甘い恋愛に秘められた、嫉妬、執着、苛立ち、優越感…人間なら誰しもが抱える【毒】が、刺激的に、鮮やかに、そして赤裸々に描き出される。今まさに話題の本格派キャスト・監督によるタッグが、どんな化学反応を見せるのか。

ストーリー

伊藤(あいつ)にさえ、出会わなければ―

20代半ばで手掛けた大ヒットTVドラマ「東京ドールハウス」で一躍有名になったものの、ある出来事がきっかけで新作を書けずにいる落ち目のアラサー脚本家・矢崎莉桜(木村文乃)。ドラマプロデューサー田村(田中 圭)からも勧められ、自身の講演会に参加した【A】~【D】4人の女性たちの切実な恋愛相談を、再起をかけた新作脚本のネタにしようと企んでいる。そんな彼女たちを悩ませ、振り回している男の名前が偶然にもすべて“伊藤”。莉桜は心の中で「こんな男のどこがいいのか?」と毒づきながら、脚本のネタのために「もっと無様に」なるよう巧みに女たちを誘導する。そして、莉桜は彼女たちの取材を重ねるうちに、【A】~【D】の女たちが語る【痛い男】=“伊藤”が同一人物ではないかと考えはじめる。
そんなある日、莉桜が講師を務めるシナリオスクールの生徒のひとり、容姿端麗、自意識過剰、口先ばかりでこれまで1度も脚本を書き上げたことのない28歳フリーターの“伊藤誠二郎”(岡田将生)が、4人の女【A】~【D】たちを題材にしたドラマの企画を持ち込んできたと、田村に聞かされる。なんと、これまで4人の女たちを振り回してきた【痛男】の正体は、莉桜が最も見下していた自分の生徒、“伊藤”だったのだ。しかも莉桜が再起をかけて取り組んできた渾身のネタを彼に奪われるかもしれない……。さらにそこには、莉桜のネタにはない5人目【E】の女が存在し…。二重の衝撃の事実にショックを受ける莉桜。実は“伊藤”の中では莉桜が5人目【E】の女になっていた。“伊藤”の狙いは一体何なのか―。莉桜は、徐々に追い詰められていく。

容姿端麗、自意識過剰、無神経、童貞、28歳フリーター 超モンスター級【痛い男】“伊藤誠二郎”が女たちの運命を狂わせる―

人物相関図

『伊藤くん A to E」』の人物相関図

キャスト

  • 岡田将生[伊藤誠二郎]

    PROFILE

    1989年8月15日生まれ、東京都出身。
    【主な出演作品】◆映画『天然コケッコー』(07年/山下敦弘監督)、『雷桜』(10年/廣木隆一監督)、『告白』(10年/中島哲也監督)、『ストレイヤーズ・クロニクル』(15年/瀬々敬久監督)、『銀魂』(17年/福田雄一監督)、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない第一章』(17年/三池崇史監督)◆TV「ゆとりですがなにか」(16年/NTV)、日曜劇場「小さな巨人」(17年/TBS)、「名刺ゲーム」(17年/WOWOW)

  • 木村文乃[矢崎莉桜]

    PROFILE

    1987年10月19日生まれ、東京都出身。
    【主な出演作品】◆映画『アダン』(05年/五十嵐匠監督)、『ピース オブ ケイク』(15年/田口トモロヲ監督)、『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』(16年/金子修介監督)、『RANMARU 神の舌を持つ男』(16年/堤 幸彦監督)、『追憶』(17年/降旗康男監督)、『火花』(17年/板尾創路監督)、『羊の木』(18年2月公開/吉田大八監督)◆TV「99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ」(18年/TBS)

  • 佐々木希[島原智美]

    PROFILE

    1988年2月8日生まれ、秋田県出身。
    【主な出演作品】◆映画『天使の恋』(09年/寒竹ゆり監督)、『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』(15年/姜 秀瓊監督)、『星ガ丘ワンダーランド』(16年/柳沢 翔監督)、『ラストコップTHE MOVIE』(17年/猪俣隆一監督)

  • 志田未来[野瀬修子]

    PROFILE

    1993年5月10日生まれ、神奈川県出身。
    【主な出演作品】◆映画『母べえ』(08年/山田洋次監督)、『誰も守ってくれない』(09年/君塚良一監督)、『借りぐらしのアリエッティ』(声の出演・10年/米林宏昌監督)、『青空エール』(16年/三木孝浩監督)、『グッドモーニングショ―』(16年/君塚良一監督)、『ラプラスの魔女』(18年公開 /三池崇史監督)

  • 池田エライザ[相田聡子]

    PROFILE

    1996年4月16日生まれ、福岡県出身。
    【主な出演作品】◆映画『みんな!エスパーだよ!』(15年/園 子温監督)、『オオカミ少女と黒王子』(16年/廣木隆一監督)、『トリガール!』(17年/英 勉監督)、『一礼して、キス』(17年/古澤 健監督)

  • 夏帆[神保実希]

    PROFILE

    1991年6月30日生まれ、東京都出身。
    【主な出演作品】◆映画『天然コケッコー』(07年/山下敦弘監督)、『海街diary』(15年/是枝裕和監督)、『ピンクとグレー』(16年/行定 勲監督)、『22年目の告白-私が殺人犯です-』(17年/入江 悠監督)◆TV「監獄のお姫さま」(17年/TBS)

  • 中村倫也[クズケン/久住健太郎]

    PROFILE

    1986年12月24日生まれ、東京都出身。
    【主な出演作品】◆映画『星ガ丘ワンダーランド』(16年/柳沢 翔監督)、『愚行録』(17年/石川 慶監督)、『3月のライオン [前編] [後編] 』(17年/大友啓史監督)、『あさひなぐ』(17年/英 勉監督)、『先生!、、、好きになってもいいですか?』(17年/三木孝浩監督)、『孤狼の血』(18年5月公開/白石和彌監督)

  • 田口トモロヲ[塾長/伊藤のおじ]

    PROFILE

    1957年11月30日生まれ、東京都出身。
    【主な出演作品】◆映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』(16年/宮藤官九郎監督)、『PとJK』(17年/廣木隆一監督)、『探偵はBARにいる3』(17年12月公開/吉田照幸監督)、『孤狼の血』(18年5月公開/白石和彌監督)、『終わった人』(18年6月公開/中田秀夫監督)

  • 田中 圭[田村伸也]

    PROFILE

    1984年7月10日生まれ、東京都出身。
    【主な出演作品】◆映画『相棒シリーズ X DAY』(13年/橋本 一監督)、『図書館戦争』シリーズ(13・15年/佐藤信介監督)、『予告犯』(15年/中村義洋監督)、『びったれ!!!』(15年/金田 敬監督)◆TV「ドクターX~ 外科医・大門未知子~」(17年/EX)、「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」(17年/CX)

監督

廣木隆一[監督]

廣木隆一[監督]

PROFILE

1954年生まれ、福島県出身。
【主な監督作品】『ヴァイブレータ』(03年)、『余命一ヶ月の花嫁』(06年)、『雷桜』(10年)、『軽蔑』(11年)、『きいろいゾウ』、『100回泣くこと』(13年)、『さよなら歌舞伎町』、『ストロボ・エッジ』(15年)、『オオカミ少女と黒王子』、『夏美のホタル』(16年)、『PとJK』、『彼女の人生は間違いじゃない』、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(17年)、『ママレード・ボーイ』(18年公開)

INTERVIEW

─伊藤に込められたメッセージ

伊藤は確かにひどい男ですが、愛すべきキャラクターです。そんな伊藤を岡田くんはとてもチャーミングに演じてくれました。伊藤のあの個性的な柄シャツを着こなせる人もなかなかいない、とても似合っていました(笑)。伊藤と莉桜の対決シーンはもちろん楽しみでしたが、伊藤と実希とクズケン、3人の青春の終わらせ方もひとつのテーマですし、何よりも伊藤が最後に語るあの論理を伝えたかった。

─莉桜が聞き出す女たちの本音

伊藤のような痛男にひっかかる女もダメな女で、登場人物がみんなダメというのが好きです。男女の関係だけでなく、実希と聡子、修子とその親友など女同士の関係を莉桜が聞いて描いていきますが、そこから見えてくる女の本音、群像劇からテーマが見えてくる面白さがあります。莉桜を演じる木村さんは、誰かが考えた莉桜ではない、木村文乃が考えた莉桜を演じてくれました。

─サスペンスと絶妙なリアリティ

どうして伊藤はあんなに何人もの女性とつきあえるんだろうか、モテモテなんだろうか─というサスペンスもこの映画の面白さなので、岡田くんにはニヤリとする表情などサスペンスを匂わせる芝居も求めました。リアルすぎず、でもリアルからかけ離れていない話なので、映画を観終わった後に「こんな人って現実にいる?」「いるよ、いる!」というような会話をしてもらえたら嬉しいですね。

原作

「伊藤くん A to E」

「伊藤くん A to E」(幻冬舎文庫)

「GINGER L.」(2011 WINTER 05号~2012 WINTER 09号)に連載されていたものに加筆・修正して単行本化され、2013年に幻冬舎から出版された、柚木麻子の連作短編集。伊藤誠二郎に振り回され、傷ついてもなんとか立ち上がる女性たちの姿が共感を呼んだ。第150回直木三十五賞候補作品。

柚木麻子[原作]

PROFILE

1981年生まれ、東京都出身。
2008年「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞し、2010年に同作を含む「終点のあの子」でデビュー。2015年「ナイルパーチの女子会」で山本周五郎賞を受賞。その他の作品に「ランチのアッコちゃん」(13)、「その手をにぎりたい」(14)、「本屋さんのダイアナ」(14)、「奥様はクレイジーフルーツ」(16)、「BUTTER」(17)、「さらさら流る」(17)などがある。

=文学賞受賞・候補歴=

2008年「フォーゲットミー、ノットブルー」で第88回オール讀物 新人賞受賞。
2013年「伊藤くん A to E」で第150回直木三十五賞候補。
2014年「本屋さんのダイアナ」で第151回直木三十五賞候補。
2014年「ランチのアッコちゃん」で本屋大賞ノミネート。
2015年「ナイルパーチの女子会」で第28回山本周五郎賞受賞、第153回直木三十五賞候補。

COMMENT

映画化が決まったとき、伊藤くんを演じる俳優さんにとっては損しかないのではないだろうか……とてもすまないような気持ちになりましたが、まさかの素晴らしいキャスティング。心配は杞憂に終わりました。こんなことを言っては岡田将生さんのファンに叱られそうですが、彼以外に伊藤くんを演じられる方はいないと思えるほどピッタリでした。卑怯さや残酷さを、説得力をもって演じられる素晴らしい俳優さんです。一方、だらしない莉桜を演じるには、木村文乃さんは美しすぎるのではないかと思いましたが、煙草の演技など莉桜のなげやりさや疲労感をうまく醸し出してくださった。彼女も素晴らしい女優さんです。映画化にあたっては、1人の男をめぐる女同士のいがみ合いではなく、それぞれの欠点を映し出す鏡のような存在を通して女の子たちが連帯するお話にしていただきたい、ということはお伝えしました。伊藤くんは実在の人物ですが、会ったことはありません。Aの智美が私の友達そのもので、彼女を5年にわたり振り回したその男性をイメージして書きました。私は彼にたいそうイラついて、なんの関係もない彼が何故こんなに腹立たしいんだろうと考えるうちに、自分自身というものが見えてきた気がします。莉桜はその時の私の中に確かにあった部分です。自分から何もしない伊藤くんにイラついたのは、まだ何一つやらかしていない、まっさらな彼に嫉妬していたせいもあると思います。

主題歌

Joker Lyric : Takahito Uchisawa Music : Takahito Uchisawa

PROFILE

内澤崇仁(Vocal&Guitar)、佐藤拓也(Guitar&Keyboard)、前田恭介(Bass)、伊藤彬彦(Drums)による4人組ロックバンド。2009年12月に1stアルバム『anew』でデビュー。これまで発表されたミュージック・ビデオは、カンヌ国際広告祭(仏)、One Show(米)、Webby Awards(米)ほか国内外11のアワードで受賞。映像効果にこだわった幻想的かつ完成度の高いライブにも定評がある。内澤は楽曲提供も多く、Aimer「カタオモイ」やThe STROBOSCORP「アイオクリ」、上白石萌音「ストーリーボード」等高い評価を得ている。2017年9月に配信限定シングル「Tokei」をリリース。12月にはビルボードライブツアーの開催が決定している。

COMMENT

原作や台本やドラマを拝見し、様々なお話を伺いながら少しずつ楽曲を紡ぎだしていきました。
『伊藤くん A to E』の世界が、僕らの音で更に肺腑を衝くものになることを祈っています。

―内澤崇仁(Vocal&Guitar)

pagetop